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ペットの死について

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ペットを飼う人にはいつか必ず訪れる、ペットの死。いつかは来ると分かっていても、その時が来ると辛いですよね。私も生まれた時から生き物と共に過ごして、たくさんの死を見て来ました。

今日はペットロスが社会現象になっている今、私が思う、命との向き合い方です。

これから生き物を飼うことを考えている人、現在飼っている人が、ペットの命について考えるきっかけになれば嬉しいです。

いつか自分より早く死ぬと理解しておくべき

あなたはペットを飼う時に何も先のことを考えずに飼えますか?

死ぬことを考えずに飼うとしたら、いつかその時が突然に来たらものすごく悲しいし、食事が喉を通らなかったり、鬱になり生活に支障が出るかもしれません。

だから飼う前の時点で、ペットは自分より先に旅立つものだと覚悟をする必要があります。その種類の寿命はどのくらいなのか、どのような病気にかかりやすいのか、などよく調べておくのが一番良いでしょう。

そして、いつかその時が来ると分かっていてもこの子と一緒に過ごしたい、と思えるのなら、飼うべきです。

いつ、どのように、別れが来るかわからない

高校生の頃、私はハムスターを飼っていました。とても可愛がっていましたが、そのハムスターには噛み癖がありました。

私はその子をケージから出して手に乗せた時に強く噛まれたことに驚き、床に落としてしまいました。その次の日学校から帰ると、体が固くなり動かなくなっていました。

私は自分を責め、「ごめんね、ごめんね。。」と、目が腫れ上がるまで泣きました。その後も1ヶ月ほど気分が沈んだままでした。自分が殺してしまった。もう小さい生き物は絶対に飼わない。そんな風に思いました。

大半のペットは自分より小さかったり、怖いもの知らずで危険を察知せずに行動することもありますよね。不慮の事故や病気で思ったより早く別れがくるときもある。そんな時は、自分を責めたくなります。

でも、ペットもそれまであなたとたくさんの幸せな時間を過ごしています。あなたがわざと死なせたのではない。そもそも小さい動物の命はもろい。天寿を全うできない子もいます。それを分かった上で、今一緒にいれる時間を大切にするべきです。

もしそういった辛い別れになってしまっても、その経験はあなたを強くします。

ペットにとっての1日と、自分にとっての1日は別もの

ペットの寿命があなたの寿命の5分の1なら、あなたにとっての1日はペットにとっての5日分の価値があるということになります。

だから、自分よりペットが早く死ぬと分かったら、その分より多くの愛情を与えてあげましょう。その子の一生をいかに充実した幸せな時間にするかはあなた次第です。

 別れの時。悲しみと、ありがとう

どんなに小さな命であれ、どんな形であれ、ペットは死にます。一緒に過ごせた時間もそれぞれ。いくらペットの死を覚悟していても、必ず悲しみは襲って来ます。愛情を持って育てたなら当たり前ですよね。

でも、悲しむあなたを見て、きっと死んだペットは悲しみます。

その子はあなたにとってどんな存在でしたか?

私にとって、死なせてしまったハムスターのことは、他に飼ったどのペットよりも深く心に刻まれています。多感な時期の私に、命のはかなさと尊さを教えてくれました。

辛く悲しい経験から、大事なことを学んだ。あらゆる生き物が今生きていることの素晴らしさを教えてくれたハムスターに私は今、ありがとうと伝えたいです。

 まとめ 

2ヶ月ほど前、18年生きた我が家の柴犬が、天寿を全うしました。大往生です。私は思いました。ペットを飼うとはこういうことだと。

楽しいときも苦しいときも、いつもそばにいてくれた大切な家族。思い出はずっと心に残ります。

一生懸命生きてくれてありがとう。ただ見守っていてくれて本当にありがとう。あなたのおかげで人生が素晴らしく、豊かになった。

いつか別れがくるけれど、それを覚悟の上で家族になる。そしてお別れの時にたくさん感謝を伝えられるよう、悔いのない日々を過ごす。これこそがペットと暮らす際に持ち続けなければならない思いです。

明日もあなたにとってほっと!な1日でありますように。

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