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チェロと私【経歴編】

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私の一番の特技であるチェロ。

今日はチェロとの出会いとこれまでの経歴をまとめました。

経歴

10歳〜、チェロを始める。

きっかけは小学校の時に入っていた器楽部で、それまで担当していたアコーディオンの人気が急上昇したこと。「誰か自主的に別の楽器に移ってもいい人〜?」という時に手を挙げました。

人手が足りない楽器のひとつにチェロ。かっこいいと思っていたけど自分が弾きたいとはそれまであまり思っていなかったように覚えています。

ただなんとなく、チェロは難しそうだけど、かっこいいからやってみよう!と思い、チェロを志望。帰って母に伝えると、あっという間にプロの先生の個人レッスンを受けることになりました。

小学6年生〜高校3年生、市のジュニアオーケストラで活動

10歳から個人レッスンを1年弱受けていましたが、漠然とオーケストラをやってみたい気持ちがありました。小学校の器楽部とは違う、本格的なオーケストラ。

祖父がクラシック音楽、特にオーケストラ編成の曲をいつも聴いていた影響です。

母に「ジュニアオーケストラって楽しそうだな」って言ったらこれまたすぐにチェロの先生に伝わっていて、オーディションを受け、入団することになりました。

中学校では吹奏楽部にも入っていたため、勉強と部活とオーケストラと個人練習、たくさんやることがありました。すごく忙しかったのを覚えています。それでも毎日好きなことをさせてもらえる。今思うと本当にいい環境を親が与えていてくれたと感じます。

ジュニアオーケストラは高校3年生の秋まで。学業との両立が難しかったり、仲間とうまくいかなかったり、苦しい時期もありました。でも、たくさんの音楽仲間と楽しい思い出ができました。最後までやり遂げた、青春。私の宝物です。

大学1年生〜4年生、大学の管弦楽団で活動

地元の国立大学に入学。部活動としてオーケストラがありました。入部しようか迷っていましたが、部員の先輩からのスカウトで入部。腕を買われ、1年生の時からチェロパートの首席を2年間務めました。

「小さい頃からプロに習っていたから上手いよな。そういう人は楽でいいよ」って思われていたと思います。確かにその通りです。ただ、それなりに誰にも追い越されないように努力し続けていました。

大学4年間ずっとオーケストラを続け、最後までやり遂げました。何度も辞めたくなりましたが、続けてよかった。

社会人〜現在、アマチュアオーケストラで演奏を続ける

マチュアオーケストラの団体は、私の周りにはたくさんあります。いくつ掛け持ちしてもいいです。よって私は3団体くらいに参加。

学生の時ほど音楽に向き合う時間が取れませんが、それでも音楽好きが集まる本格的な団体です。プロが混ざっていたりするのでそれもまた刺激になって楽しい。

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アルバイト①、音楽教室チェロ科講師を3年間

大学生の時に、地元のミュージックスクールでチェロを教えていました。個人レッスンで1回30分。生徒は会社帰りのサラリーマンや同世代の専門学生、中学生の女の子など。

教えるのって楽しいけどすごく難しい。算数や国語と違って、楽器を弾くことははっきりとした答えを知れば解決するものではありません。体で覚えることです。いくら言葉で説明して弾いて見せても、それを体得するのは本人の練習とセンス。

でもミュージックスクールに本気でプロを目指す人は来ません。趣味としてチェロを気軽に楽しみたい人が来るのです。

楽しむためには上達しなければ。でも上達するためには練習が必要。と私はいつもジレンマを感じていました。

就職先が副業禁止のため、大学卒業を機にこのアルバイトも卒業しました。

アルバイト②、結婚式場での演奏を現在まで8年間

これも大学生の時に始めた仕事。結婚式場で挙式中に演奏をする=生演奏BGMです。

当たり前ですが、1度たりとも同じ式はありません。結婚するカップルや参列者、それぞれ雰囲気が違います。全く同じ内容で進行しているはずなのに、しんみりと目をハンカチでおさえるような回もあれば、皆が笑顔と拍手で明るく祝福する回もあります。

一生に一回の結婚式に何百回と立ち会える。この仕事は本当に面白いです。

その他の活動、訪問演奏多数

幼稚園、小中学校、老人ホーム、自然の家、ブランドショップ、商店街モール、銀行のお客様感謝イベント、会社の創立パーティなど、様々な機会にお邪魔して演奏させていただいています。ソロではなくカルテットの場合が多いです。

チェロを選んだ理由

親戚にプロのチェロ演奏者

幼稚園の頃、親戚に憧れのお姉さんがいました。いつも遊んでくれる綺麗なお姉さん。幼稚園の年中くらいの時、大好きなお姉さんがチェロを演奏する姿を始めて見ました。

感動したというより、あの木の箱を触ると音が出る!ということへの興味が大きかった。チェロの縦横の線が擦れるとどうして音が出るんだろう。左手で線を触るとどうして音が変わるんだろう。楽器って不思議だな、触ってみたいな。目をキラキラさせていました。

4歳から習っていたピアノは向いていなかった

実は4歳くらいから物心ついたらピアノを習っていました。私がピアノをやりたいと言ったそうなのですが、記憶にはありません(笑)。

グループレッスンで、他の子もみんなすごく上手だったので、私はすぐにピアノに行きたくない、イヤイヤ期に突入。

周りと比べるのは嫌だけど、ただ好きな曲を自分のペースで弾くのは楽しかった。音楽自体は大好きでした。中学入学と同時にピアノをやめてチェロに専念することにしましたが、ピアノを通して音楽演奏の土台を築けたのは確かです。

まとめ

チェロを選んでよかった。チェロを続けたことで、こんなにたくさんの経験ができるとは思っていませんでした。

たくさんの人に出会ってたくさんの思い出ができ、いまもたくさんの新しい面白い経験をしています。一生続けられる特技を与えてくれた家族や環境に本当に感謝しています。

次の記事では、チェロを通して学んできたことをお伝えします。

 

 


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